ドラゴンウッド 止まり木の選び方
止まり木の大きさについて:
止まり木の大きさと形が鳥の足腰の健康に大きな役割を果たすことがわかりました。小さすぎる止まり木は、鳥の足指を巻き込んでしまい、筋力低下や変形につながる可能性があります。一方、大きすぎる止まり木は、鳥が強く握らなければならないため、関節の痛みや疲労の原因になります。そのため、鳥の止まり木には複数の種類が必要とされています。鳥は、止まり木を変えることによって、鳥の足や趾の筋肉を均等に発達させることができます。また、多様な素材の止まり木を提供することで、鳥が自然な状態で止まることができ、ストレスを軽減することができます。
※オリーブペットプロダクツでは、一つのケージに二つ以上のサイズの止まり木を設置いただくことをおすすめしています。
ご参考:止まり木のサイズ早見表
≦ Φ 20mm(小型)
文鳥、十姉妹、キンカチョウ、マメルリハ、ボタンインコ、コザクラインコ
≧ Φ 21mm; ≦ Φ 35mm (小型〜中型)
ボタンインコ、コザクラインコ、オキナインコ
≧ Φ 25mm; ≦ Φ 40mm (中型)
オキナインコ 、シロハラインコ、ズグロシロハラインコ
≧ Φ 35mm; ≦ Φ55mm (中型から大型)
・シロハラインコ、ズグロシロハラインコ
・キバタン、タイハクオウム、オオバタン、アカオクロオウム、ヤシオウム等、オーム全般
・コセイ、ワカケホンセイ、オオホンセイ、だるま等、インドオーム全般
・ヨウム
・アケボノインコ、ドウバネインコ等の、体積の割に足の小さい子にも負担がかかりにくいです
・コンゴウインコ全般
オリーブペットプロダクツでは、一つのケージに二つ以上のサイズの止まり木を設置いただくことをおすすめしています。
止まり木の素材について:
鳥たちにとって、止まり木が滑らかすぎるものや滑りやすいものは、鳥がとまり木をつかめなくなるだけでなく、事故や怪我につながることがあります。また、とまり木の表面が硬すぎる素材や研磨剤を用いた加工製品は、鳥の脚を傷つける原因になります。
止まり木の設置場所について:
止まり木のデザインは物理的な側面だけでなく、止まり木が置かれる環境が鳥の精神的な健康(内面)に影響を与えることが研究で示されています。例えば、窓際に設置された止まり木を提供することで、鳥は屋外を観察するなどの自然な行動をとることができ、精神的な健康状態を改善することができます。鳥の健康を促進するためには、鳥の止まり木の設計と配置が重要な役割を果たすことがあります。鳥の環境において止まり木を選び、配置する際には、止まり木のサイズ、形状、素材、そして鳥の自然な行動とニーズを考慮することが重要です。別の研究では、止まり木が鳥の行動や精神的健康にも影響を与えることが示されています。例えば、止まり木を変えることによって、鳥の運動量を増やしたり、興奮したりすることができます。また、止まり木を高く設置することによって、鳥がより安全に休息できる環境を作ることができます。